1: ハニィみるく(17歳) ★ 2022/10/31(月) 08:52:56.68 ID:uYbxSkZJ
SNSという用語は我々の社会で、誰もがあらゆる場面で頻繁に使用する言葉の一つになった。最近では、この言葉を『社会関係網サービス(SNS)』と補足して説明する形で多く使われている。
(写真)

▲ ソ・ヂュンソプ元国会図書館調査官・国際関係学博士
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全ての人々が何の疑問もなく、このSNSという言葉を使用しているのだ。だがしかし、SNSという英語は英語圏では通じない。SNSと言っても聞き取れないのだ。英語圏では我々が話しているSNSの代わり に、『ソーシャルメディア(social media)』という用語が使われている。
もちろん英語圏で『ソーシャルネットワーキングサービス(social networking service)』と解いて使えば、その意味はある程度通じる。ところが実は、英語圏でこの表現はほとんど使われていない。特に、我々が使っているSNSという略語は全く使われていない。むしろ英語圏では、sympathetic nervous system(交感神経系)という用語がSNSという略語で使われているため、SNSと言えば交感神経系のことかと誤解を招いてしまう。
ところが、このSNSが英語圏で通じない英語だとすれば、人々はこのSNSという言葉が我が国(韓国)で作られた『コングリッシュ』であると容易に考えてしまう。だがしかし、それは誤解だ。このSNSという言葉は日本で作られ、我々がそのまま受け入れて使っている『日本式英語』、すなわち『和製英語』なのだ。日本でこのSNSは『和製英語』に分類されていて、日本人たちもSNSという用語を実際にアメリカで使用したが、通じなくて失敗したという話が多数ある。
SNSだけではない。『ラブコール』をはじめ、『アフターサービス(AS)』、『グローバルスタンダード』、『TPO』、『グッズ』等々、我々が日常生活で無意識に使っている日本式英語はあまりにも多い。
日帝強占期、我々の先祖たちは強制的にウリ語(我らの言葉)とクル(文章)を奪われたが、今では日本が作った『妙な英語』を自発的に『収容』しているのだ。
言葉と文章とは、社会構成員間の約束と同時に疎通の基本である。したがって誤った言語は社会構成員間の健全な疎通を妨げて歪曲させる。まさに国際化の時代だ。英語圏で通用しないSNSのような用語は、国際的次元で正確な交流と意思疎通を妨げることになる。しかも、日本で間違って作った言葉を我々が無批判的に使うことは、民族的自尊心を傷つける問題だ。
すでに日常用語として定着した言葉を直すのは、決して容易なことではない。だがしかし、日本で作られた誤った外来語を濫用している今の現実は恥ずかしいことだ。『国民学校』を『初等学校』に変えたように、一歩ずつでも変えて行かなければならない。このような時点で、言論の役割は非常に重要だろう。
正しくない『SNS』という日本式英語は、『ソーシャルメディア(純粋なウリ国に変エラれるのならさらい良い)』に変えて使うべきで、あえて『社会関係網サービス』という親切でも正確でもない言葉を付け加える必要はないだろう。
ソース:京郷新聞(韓国語)
https://www.khan.co.kr/opinion/contribution/article/202210310300055
(写真)

▲ ソ・ヂュンソプ元国会図書館調査官・国際関係学博士
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全ての人々が何の疑問もなく、このSNSという言葉を使用しているのだ。だがしかし、SNSという英語は英語圏では通じない。SNSと言っても聞き取れないのだ。英語圏では我々が話しているSNSの代わり に、『ソーシャルメディア(social media)』という用語が使われている。
もちろん英語圏で『ソーシャルネットワーキングサービス(social networking service)』と解いて使えば、その意味はある程度通じる。ところが実は、英語圏でこの表現はほとんど使われていない。特に、我々が使っているSNSという略語は全く使われていない。むしろ英語圏では、sympathetic nervous system(交感神経系)という用語がSNSという略語で使われているため、SNSと言えば交感神経系のことかと誤解を招いてしまう。
ところが、このSNSが英語圏で通じない英語だとすれば、人々はこのSNSという言葉が我が国(韓国)で作られた『コングリッシュ』であると容易に考えてしまう。だがしかし、それは誤解だ。このSNSという言葉は日本で作られ、我々がそのまま受け入れて使っている『日本式英語』、すなわち『和製英語』なのだ。日本でこのSNSは『和製英語』に分類されていて、日本人たちもSNSという用語を実際にアメリカで使用したが、通じなくて失敗したという話が多数ある。
SNSだけではない。『ラブコール』をはじめ、『アフターサービス(AS)』、『グローバルスタンダード』、『TPO』、『グッズ』等々、我々が日常生活で無意識に使っている日本式英語はあまりにも多い。
日帝強占期、我々の先祖たちは強制的にウリ語(我らの言葉)とクル(文章)を奪われたが、今では日本が作った『妙な英語』を自発的に『収容』しているのだ。
言葉と文章とは、社会構成員間の約束と同時に疎通の基本である。したがって誤った言語は社会構成員間の健全な疎通を妨げて歪曲させる。まさに国際化の時代だ。英語圏で通用しないSNSのような用語は、国際的次元で正確な交流と意思疎通を妨げることになる。しかも、日本で間違って作った言葉を我々が無批判的に使うことは、民族的自尊心を傷つける問題だ。
すでに日常用語として定着した言葉を直すのは、決して容易なことではない。だがしかし、日本で作られた誤った外来語を濫用している今の現実は恥ずかしいことだ。『国民学校』を『初等学校』に変えたように、一歩ずつでも変えて行かなければならない。このような時点で、言論の役割は非常に重要だろう。
正しくない『SNS』という日本式英語は、『ソーシャルメディア(純粋なウリ国に変エラれるのならさらい良い)』に変えて使うべきで、あえて『社会関係網サービス』という親切でも正確でもない言葉を付け加える必要はないだろう。
ソース:京郷新聞(韓国語)
https://www.khan.co.kr/opinion/contribution/article/202210310300055
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