1: :2014/04/24(木)11:59:35 ID:
今回のオバマ大統領による日本・韓国・フィリピン・マレーシア歴訪の露払いとして、
4月上旬にアメリカのヘーゲル国防長官が日本と中国を訪問した。
その際に、ヘーゲル長官は中国人民解放軍海軍航空母艦「遼寧」を2時間以上にわたって視察した。
外国人乗艦者第1号としてヘーゲル長官が中国海軍空母に乗り込んだことを受けて、
アメリカ軍関係者のみならずマスコミ等でも、中国海軍空母
(「遼寧」だけでなく現在建造中の空母を含めた中国海軍航空母艦戦力)に関する議論(憶測・疑念)が再燃した。
※中略
中国海軍がアジア諸国海軍の盟主になるためには、インド、日本、オーストラリア、タイといった空母を擁する海軍を、
見に見える形での“威容”の面で上回る必要があり、どうしても「遼寧」に加えて、より強力な
(ただしアメリカ海軍のように超強力である必要はない)空母を数隻保有する必要があるのである。
要するに人民解放軍が航空母艦戦力を保持する目的はアメリカ海軍に正面から対抗するためではない。
*中国海軍が支える共産党の長期的国家戦略
それでは、中国海軍空母の目標は何か? それは、明らかに「近場」への戦力投射のためと考えられる。
すなわち、フィリピンや日本と万が一にも“短期激烈戦争”が勃発した際に海上から強力な航空戦力を投入し、
平時には領土・領海紛争での中国政府による攻撃的主張をサポートするために係争海域にプレゼンスを示して威嚇することが、
中国海軍空母戦力の直接的使命なのである。
そして、空母戦力の海上からの戦力投射能力ならびに多数の長射程ミサイルによる精密破壊能力を誇示することにより日本やフィリピンなど近隣諸国を威嚇する。
同時に、強力な長射程ミサイルと多数の潜水艦を中心とした接近阻止・領域拒否能力の強化によってアメリカ軍の来援を牽制しつつ、
日本やフィリピンそれにベトナムなどとの間の領域紛争では恒常的に強硬手段を取り続ける。
それらの一連の策略によって、東シナ海や南シナ海それに西太平洋までをも中国のコントロール下に置こうというのが、
中国海軍戦略が突き進んでいるシナリオである。
もちろん、それらの海域が中国海軍の支配下に置かれることは、
同時に中国近隣諸国とアメリカの同盟力が弱体化されることを意味している。
その結果、日本やフィリピンをはじめとしてアメリカ軍事力の庇護の下に置かれていた中国近隣諸国は
実質的に中国の属国的存在にならざるを得ないことになり、これこそ中国海軍戦略が支える中国共産党の長期的国家戦略ということになる。
このように、中国が構築に邁進している本格的空母戦力は、アメリカ海軍に直接向けられた脅威ではないものの、
より大戦略レベルにおいて、アメリカ海軍力を東アジア地域から叩き出すための重要な道具の1つであると理解すべきなのである。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40521
4月上旬にアメリカのヘーゲル国防長官が日本と中国を訪問した。
その際に、ヘーゲル長官は中国人民解放軍海軍航空母艦「遼寧」を2時間以上にわたって視察した。
外国人乗艦者第1号としてヘーゲル長官が中国海軍空母に乗り込んだことを受けて、
アメリカ軍関係者のみならずマスコミ等でも、中国海軍空母
(「遼寧」だけでなく現在建造中の空母を含めた中国海軍航空母艦戦力)に関する議論(憶測・疑念)が再燃した。
※中略
中国海軍がアジア諸国海軍の盟主になるためには、インド、日本、オーストラリア、タイといった空母を擁する海軍を、
見に見える形での“威容”の面で上回る必要があり、どうしても「遼寧」に加えて、より強力な
(ただしアメリカ海軍のように超強力である必要はない)空母を数隻保有する必要があるのである。
要するに人民解放軍が航空母艦戦力を保持する目的はアメリカ海軍に正面から対抗するためではない。
*中国海軍が支える共産党の長期的国家戦略
それでは、中国海軍空母の目標は何か? それは、明らかに「近場」への戦力投射のためと考えられる。
すなわち、フィリピンや日本と万が一にも“短期激烈戦争”が勃発した際に海上から強力な航空戦力を投入し、
平時には領土・領海紛争での中国政府による攻撃的主張をサポートするために係争海域にプレゼンスを示して威嚇することが、
中国海軍空母戦力の直接的使命なのである。
そして、空母戦力の海上からの戦力投射能力ならびに多数の長射程ミサイルによる精密破壊能力を誇示することにより日本やフィリピンなど近隣諸国を威嚇する。
同時に、強力な長射程ミサイルと多数の潜水艦を中心とした接近阻止・領域拒否能力の強化によってアメリカ軍の来援を牽制しつつ、
日本やフィリピンそれにベトナムなどとの間の領域紛争では恒常的に強硬手段を取り続ける。
それらの一連の策略によって、東シナ海や南シナ海それに西太平洋までをも中国のコントロール下に置こうというのが、
中国海軍戦略が突き進んでいるシナリオである。
もちろん、それらの海域が中国海軍の支配下に置かれることは、
同時に中国近隣諸国とアメリカの同盟力が弱体化されることを意味している。
その結果、日本やフィリピンをはじめとしてアメリカ軍事力の庇護の下に置かれていた中国近隣諸国は
実質的に中国の属国的存在にならざるを得ないことになり、これこそ中国海軍戦略が支える中国共産党の長期的国家戦略ということになる。
このように、中国が構築に邁進している本格的空母戦力は、アメリカ海軍に直接向けられた脅威ではないものの、
より大戦略レベルにおいて、アメリカ海軍力を東アジア地域から叩き出すための重要な道具の1つであると理解すべきなのである。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40521
2: :2014/04/24(木)12:03:14 ID:
船があっても、練度のある兵、運営、兵站、タクティクスがいなきゃただのオモチャ
しかし、日本に残された、時間的余裕は少ない。
しかし、日本に残された、時間的余裕は少ない。
3: :2014/04/24(木)12:11:12 ID:
男の浪漫だからだろw
5: :2014/04/24(木)12:22:09 ID:
カジノの方が役にたったよ♪
6: :2014/04/24(木)12:23:01 ID:
沈没式を盛大にするアル
7: :2014/04/24(木)12:24:27 ID:
天然の自爆機能が内蔵されているので、周辺諸国も安心w
8: :2014/04/24(木)12:25:32 ID:
日本も対抗策を講じないと、手遅れにならないように
9: :2014/04/24(木)12:32:37 ID:
空母を失った時のダメージを知らないらしい、既に前世紀の遺物アメだって格下以外には役に立たたない事実
10: :2014/04/24(木)12:35:37 ID:
(´・ω・`)要するに強盗の武装のひとつってことだよね
13: :2014/04/24(木)13:41:47 ID:
支那は日本侵略の為と本気で思ってるんだろうが、
実際には何の役にも立たないんだから見栄の為以外の何物でもない
実際には何の役にも立たないんだから見栄の為以外の何物でもない
14: :2014/04/24(木)13:51:52 ID:
見栄と、造船利権、あとは、軍のポスト増設、昔帝国海軍もやったよ
15: :2014/04/24(木)14:15:02 ID:
>>14
問題は空母が必要なのは地理的に米英日だけという…
問題は空母が必要なのは地理的に米英日だけという…
16: :2014/04/24(木)14:22:01 ID:
やはり、大型間の所持は、男の浪漫と云う事だなw
17: :2014/04/24(木)14:29:27 ID:
空母持っても、戦線無駄に拡大させるだけw
維持する労力を全く分かってないし。
維持する労力を全く分かってないし。
18: :2014/04/24(木)14:33:17 ID:
典型的ランドパワーの中国が空母とその護衛艦隊を運用できるとは思えない
まあ東南アジア諸国をビビらす役には立つかも知れんがね…
といってもインドもタイも一応空母持ってるしな…
まあ東南アジア諸国をビビらす役には立つかも知れんがね…
といってもインドもタイも一応空母持ってるしな…
19: :2014/04/24(木)14:34:17 ID:
必要とか、不必要の問題では、なくなって、単にシナ強酸党の面子の問題ってところが救いようがないねw
20: :2014/04/24(木)14:36:33 ID:
米豪にも、打って出るという威嚇にもなるけれどな。
スポンサーリンク