脱亜論

▲「旭日昇天旗を教育環境から除去して下さい」チェンジ・ドット・オルグ、ホームページキャプチャー

カナダ、バンクーバー近隣の小都市のある中学校で旭日旗がかかったそうです。旭日旗は「歴史の先生」が直接壁に掛けたものといいます。この学校に通う韓人学生たちが直接、旭日旗撤去のための行動に出ました。どんな理由でしょう。

世界最大請願サイト「チェンジ・ドット・オルグ(change.org)」に18日、「旭日昇天旗を教育環境から除去して下さい」というタイトルの請願が上がってきました。カナダのある中学校教室にかかった旭日旗をおろさなければならないという内容です。該当請願は現在、4600件の同意を得ました。

この請願を広報する学生たちは「担当の先生に旭日旗がどんな歴史を含んでいるのか、そしてみながこれを認識しているからぜひ下ろして欲しいとお願いした。しかし、先生は旭日旗は教育用とし下ろす理由がないと話した。様々な学生たちが抗議するとすぐに先生は討論しようと提案した。しかし、私たちの考えではこれは討論をする価値がある歴史ではない。叱責して当然の歴史なのに旭日旗を下ろすことについて討論するとは理解できない」と明らかにしました。

請願の内容は以下の通り。「私はウォルナット・グローブ中等学校に通う9学年の学生です。最近、ある歴史教師が彼の教室に旭日旗を貼り付けた事実を知りました。この旗は日本の国軍主義の象徴です。これは日本が犯した過去の戦争犯罪を浮かび上がらせるので過去、帝国主義国家では非常に不快なものと見なされます。

すべての人々はアドルフ・ヒットラーと彼の集団が人間性に反する残酷行為を犯した事実を知っています。しかし、慰安婦、丸太、強制徴用のような歴史的な事実はホロコーストとは違って学校で教えません。ナチス・ドイツの残酷な行為を強調するのはこの社会で重要だと思います。カナダ人は日本よりナチにさらに直接的な影響を受けたためです。

しかし、私たちは人権が重要という考えを持って生きており、それを支持し、このような高い理想に忠実でなければならないという考えを持って生きるためにはナチス・ドイツを私たちが記憶するように第二次世界大戦の間に日本が犯したこのような残酷さを記憶することが必要です。

1945年、敗戦前まで帝国主義日本は侵略国に彼らの威力を誇り、戦争の犠牲者は数えられないほど多かったのです。日本ファシズムの恐怖はアジア、太平洋全域に広まり、これには韓国、中国、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、米国、カナダ在郷軍人、国連軍などが含まれていました。

日本の戦争犯罪と残虐行為に関する証拠と記録は今日まで残っています。しかし、これは日本にとって恥を呼び起こすものではなく、自負心の源泉として受け取られています。

私たちは歴史の先生が教室に旭日旗を掲げた事実に衝撃を受けています。これはあたかも歴史の先生が過去、日本が多くの国を植民地化して苦痛を与えた事実を否認するように感じられるためです。私たちは今、学校に行くことさえ恐ろしく彼が日本の鳥肌が立つ過去を望ましいことに描写するために歴史を操作していると心配しています。私たちはこれ以上この環境で安全だと感じません。

さらに私たちは全て韓国人で日本に侵略にあった国の子孫です。祖父母様が体験した悲劇を考えれば、私たちはこの象徴をどのように非人間的で非倫理的なものと見ないのか理解できません。また、これは第二次世界大戦の間に戦死した人々の犠牲を土台に作られた基本的人権の重要性を信じるすべての人にとって大きな問題です。これは私たちと私の国家に非常に深刻な問題です。

従って旭日旗を私たちの学習環境から除去したり少なくとも広く見えるようにすることはあってはならないと信じています。この旗は廊下から見ることができる壁に貼られてはなりません。学校に多いアジア系学生たちには旭日旗が無礼だと感じられる可能性があります。みなさんが私たちの悩みを理解してくださるようにお願いします。そしてこれが私たちだけでなく、ぞっとする苦痛で苦痛を受けた誰かのご先祖にどれくらい深刻な問題なのかもです」
（後略）

カン・ムンジョン、インターン記者

ソース：国民日報(韓国語) [理由ニュース]「教室かかった旭日旗おりて下さい」行動出たカナダ韓人学生たち
http://news.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=0012852570&code=61132311&cp=nv

関連サイト：Take off the Sun Rise Flag in an Educational Environment
https://www.change.org/p/langley-school-district-35-take-off-the-sun-rise-flag-in-an-educational-environment